交通事故の解決事例
38歳の会社員(男性)が、併合12級を認定され、賠償金を得た事案
事故時診断:頚椎捻挫、腰椎捻挫
後遺障害:12級
38歳男性が追突事故で受傷し、頚椎捻挫、腰椎捻挫となり数カ月通院した後、主治医から症状固定の診断を受けました。
今後の交渉で、事故による適正な賠償を受けられるのかがわからないということで、相談に乗り、この段階で受任しました。
そして、当事務所で被害者請求を行い、併合12級(12級13号及び14級9号)が認定されました。
その後、相手方保険会社と交渉の結果、約670万円(自賠責保険金224万円含む)で解決しました。
弁護士からのコメント
依頼者は、頸椎捻挫で12級13号、腰椎捻挫で14級9号と認定されました。
いわゆる頸椎捻挫・腰椎捻挫で12級13号が認定されるのは、かなり稀です。14級の神経症状は、受傷当初からの症状の一貫性が重要視されますが、12級の神経症状は、さらに、MRI等の画像で脊髄や神経根の圧迫所見(単なるヘルニア所見ではダメ)、知覚所見等の各種神経学的検査結果の一貫性の3つが要求されます。
依頼者は、医療機関において定期的に神経学的検査を受け、その結果としての一貫性も認められたため12級の認定になりました。
依頼者には非常に喜んでいただきました。
また、アンケートでご指摘いただいた点(進捗状況のこまめな報告)も今後の業務改善に活かしていきたいと思います。
ありがとうございます。
ご相談者の声
- 進捗状況をもう少しこまめに知らせていただけたらと思いました。
主治医からは14級だろうと言われていましたが、おかげ様で12級が認定されました。
ケガの状態をこまめに立証していただいた結果だと思っております。
本当にありがとうございました。
最終更新日:2015年5月11日
※個人の特定を防ぐため具体的な金額は1万円単位あるいは10万円単位にさせていただいています。