交通事故の解決事例
50代男性(会社員)が後遺障害等級9級に認定され約1500万円で解決した事案
事故時診断:脳挫傷
後遺障害:9級
50代男性(会社員)が、歩道を歩行中、歩道に進入してきたトラックと衝突した事故です。被害者は、後頭部を地面に打ち付け、脳挫傷等と診断されました。当事務所が、被害者請求段階から受任し、高次脳機能障害として9級が認定されました。
最終的には、自賠責の保険金を含めて、約1500万円で解決しました(労災補償分は除く)。
弁護士からのコメント
事故後の被害者の様子について、被害者の家族から聞き取りを行ったところ、事故前に比べて多弁になったことや抑制能力の低下を感じるといった声がありました。被害者の様子を詳細に聞き取り、日常生活状況報告書を作成し、被害者請求時に提出しました。
高次脳機能障害の程度は様々ですので、一見障害があるのかどうか分からない場合もあります。
そこで、医師にはうまく伝わらない日常生活上の変化等については、普段接している家族から被害者の事故前後の様子を聞き取り、書面化することが重要なポイントになります。
本件では、ご家族にご協力頂き、後遺障害等級9級が認められました。
最終更新日:2019年7月9日
※個人の特定を防ぐため具体的な金額は1万円単位あるいは10万円単位にさせていただいています。