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交通事故の解決事例

受傷日から症状固定日まで約5カ月間でも14級を獲得し345万円で解決した事案

事故時診断:頚椎捻挫・腰椎捻挫
後遺障害:14級

43歳の兼業主婦(女性)が交通事故で受傷し頚椎捻挫・腰椎捻挫となり約5ヵ月通院して症状固定となりました。
この段階で当事務所が受任して被害者請求をすることになりました。
この事案は受傷日から症状固定日までの期間が6ヶ月間に満たないために後遺障害等級非該当の可能性が高いと判断し、各病院のカルテ、リハビリ記録、陳述書、NDI、医療照会書兼回答書を取り付け自覚症状の一貫性、診断結果、検査結果、通院状況・治療状況、事故態様を丁寧に立証し何とか14級9号を獲得しました。
最終的には345万円で解決しました。

休業損害:89万円

傷害慰謝料:81万円

後遺障害慰謝料:84万円

後遺障害逸失利益:90万円

弁護士からのコメント

明確な他覚的所見がいない頚椎捻挫・腰椎捻挫であっても自覚症状の一貫性や受傷態様、治療状況等を勘案して将来においても回復が困難と見込まれる障害と認められれば、後遺障害等級14級9号に認定されます。
ただ、我々の経験則では受傷日から症状固定日までの期間が6か月に満たないと後遺障害非該当という可能性が高まります
この事案は、6か月に約1週間足りなかったので14級を獲得できるか微妙でした。
ですので、被害者請求には細心の注意を払い、自覚症状を立証できる書類・証拠をできる限り収集し被害者請求の際に添付しました。
特に、症状固定後、自費で整形外科に通院したことを、病院から取り付けた医療照会書により立証したことで、6か月間の通院期間を充足することができました。
また、6カ月弱の期間における主婦休損で89万円は高額の部類に入る解決額となります。
依頼者は、後遺障害等級は無理ではと考えていたので非常に喜んでいただきました。

ご相談者の声

1. ご依頼いただいた交通事故の解決に向けた弁護士・事務所の対応についてお聞かせ下さい。

ご相談者の声(1) 良かった点
山口先生や事務所の方には親身になって相談にのって頂き、沢山のアドバイスを頂いて、心強く安心して日々を過ごす事ができました。
又、等級認定された事で、今後の治療費の心配をせずに過ごす事ができますのも先生のおかげと心より感謝しております。本当にありがとうございました。

最終更新日:2013年8月30日

※個人の特定を防ぐため具体的な金額は1万円単位あるいは10万円単位にさせていただいています。