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交通事故の解決事例

被害者請求で14級を獲得し375万円で解決した事案

事故時診断:頚椎捻挫
後遺障害:14級

32歳の会社員(男性)が交通事故で受傷し頚椎捻挫となり約17カ月間通院して症状固定となりました。
この段階で当事務所が受任してカルテや陳述書などで自覚症状の一貫性、通院状況・治療状況を詳細に立証して被害者請求したところ14級9号が認定されました。
また、休業損害は発生していないにもかかわらず、逸失利益は裁判実務通りに満額での解決となり、最終的には375万円で示談しました。

傷害慰謝料:124万円

後遺障害慰謝料:110万円

後遺障害逸失利益:136万円

弁護士からのコメント

この被害者の後遺障害診断書を取り付けたところ、筋萎縮・知覚障害・反射など神経学的所見はなく、痛みによる運動制限もありませんでした。
ただ、自覚症状は酷く何とか14級の後遺障害でも獲得できないかと思い、病院から取り付けたカルテや本人の陳述書等により丁寧に自覚症状の一貫性、通院状況・治療状況を被害者請求で立証したところ14級を獲得することができました。
また、被害者は仕事が忙しく首の痛みがあっても中々仕事が休めないという事情があり、休業損害は発生していませんでした。
通常、保険会社は、休業損害が発生していないこと理由に、その将来分である逸失利益も認められないとして減額を主張してくることがあります。
しかし、この事案では、逸失利益の基礎収入や喪失期間を丁寧に立証し裁判実務で認められている金額を全額得ることができました。

被害者の方には、14級事案における高額な金額での解決に非常に喜んでいただけました。

ご相談者の声

1. ご依頼いただいた交通事故の解決に向けた弁護士・事務所の対応についてお聞かせ下さい。

ご相談者の声(1) 良かった点
病院側の診断書が簡単だったにもかかわらず、最後に結果を出せたところが非常にすばらしかったです。

(2) 改善すべき点
今回このような相談自体が初めてだったのでどこを改善した方がよいとか正直答えれません。
みなさまのチームワークがあったからこそ今回の結果があったと思います。

最終更新日:2013年8月30日

※個人の特定を防ぐため具体的な金額は1万円単位あるいは10万円単位にさせていただいています。