福岡の弁護士による交通事故相談室
HOME > FAQ(よくある質問) > 保険会社、保険金、保険料のよくある質問 > 被害者側の保険はどのように役立つのでしょうか?

FAQ(よくある質問)

保険会社、保険金、保険料のよくある質問

Q.被害者側の保険はどのように役立つのでしょうか?
疑惑イメージ

自動車の運転者は自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)に加入することが義務付けられていますが、交通事故の被害額は高額になることがあり、自賠責保険だけでは損害を填補できない可能性があります。
この場合、加害者が、人身損害について無制限に賠償がされる内容の任意保険に加入していれば(いわゆる対人無制限の保険)、同保険から適正な賠償がなされますが、上記の自賠責保険のみの加入であれば、被害者側の保険を利用することを検討しなければなりません。
被害者側が加入している任意保険に、たとえば搭乗者傷害保険、人身傷害保険等が付保されている場合、その契約に応じた保険金が支払われることがあります。
特に、人身傷害保険は、被害者側に過失があってもその過失分を填補できるという特徴を持っています。
このように、被害者側の保険は、被害者が救済される可能性が高くなるという点で役に立つといえます。