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交通事故の解決事例

50代男性が後遺障害等級2級を認定され損害総額約1億が認定された事案

事故時診断:脳挫傷、高次脳機能障害
後遺障害:別表第一第2級

50代の男性が、信号による交通整理がなされていない交差点において、自転車で横断歩道を走行中に、直進進行してきた自動車に衝突されて脳挫傷を負い、高次脳機能障害と診断されました。
当事務所が被害者請求段階から受任し、高次脳機能障害として2級が認定されました。
保険会社との交渉では、傷害部位と重篤さから、傷害慰謝料を30%増額請求し、全額認められました。また、本件事故前に、将来の昇給の蓋然性があったことを立証して、現実収入より高い基礎収入で逸失利益を請求、さらに、将来の施設介護の必要性を立証し、将来介護費もこちらの主張通りの金額で認められました。損害の総額は、治療費を除いて約1億となりました。

弁護士からのコメント

被害者には、かなり重篤な高次脳機能障害が残りました。主治医とは複数回面談し、被害者の現状、将来の回復可能性などを聞き取りました。また、ご家族から普段の様子や一時外出時の様子詳細に聞き取り、日常生活状況報告書を作成し被害者請求時に添付しました。被害者は、身体的な障害はほとんどありませんでしたが、特に社会的行動障害が顕著で後遺障害等級2級という認定になりました。

最終更新日:2018年4月19日

※個人の特定を防ぐため具体的な金額は1万円単位あるいは10万円単位にさせていただいています。