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交通事故の解決事例

被害者請求をして12級を獲得し、提示額より約17.6倍増額した事案

事故時診断:頚椎捻挫
後遺障害:12級

38歳の会社役員(男性)が歩行者として交差点で信号待ちをしていたときに交通事故に遭い受傷。
頚椎捻挫で数カ月通院したところで保険会社から53万円の提示がありました。この段階で、保険会社の提示金額が適切か判断してほしいということで、当事務所が受任しました。
その後、当事務所が医師面談の上、MRIの読影報告書、陳述書、意見書を添付して被害者請求したところ12級13号が認定されました。最終的に934万円での解決になりました。
当初の示談提示額の約17.6倍となりました。

弁護士からのコメント

この事案で、被害者は交差点に立っていたところ2台の自動車の事故に巻き込まれた形で受傷しました。
ということは、被害者は2人の加害者による共同不法行為で受傷したことになり、自賠責保険も2枠使えることになります。被害者請求で12級を獲得しましたので224万円×2=448万円を自賠責からまず回収することができました。
その後、全損害との差額を加害者側に請求して最終解決となりました。
依頼者には、12級が認定されたこと、最終解決額が当初の提示より大幅に上がったことで大変満足していただきました。

最終更新日:2013年8月30日

※個人の特定を防ぐため具体的な金額は1万円単位あるいは10万円単位にさせていただいています。