交通事故の解決事例
40代女性(主婦)が後遺障害等級14級に認定され約330万円を得た事案
事故時診断:頚椎捻挫、腰部捻挫、右肋骨骨折
後遺障害:14級
40代女性(主婦)が道路を走行中、後方から追突された事故で、相手方保険会社より、治療費の支払いについて打ち切りの連絡があり、当事務所に相談されました。
症状固定時において、項部から両肩甲部の痛み、両上肢のしびれ、頭痛、吐き気、めまい、腰痛、右下肢の痛み・しびれ等の症状が残存していると診断されました。当事務所でヒアリング及び資料の取り付けをした上で、被害者請求を行い、後遺障害等級として、併合14級が認定されました。後遺障害等級の結果を踏まえて相手方保険会社と示談交渉し、最終的に自賠責保険金75万円を含む約330万円での解決となりました。
弁護士からのコメント
本件の被害車両は、追突された衝撃で対向車線に押し出され、ガードレールに衝突しています。被害車両は、修理をすれば約150万円を要する程の損傷を負い、廃車となりました。
そこで、被害者請求時には、被害車両の損傷具合が分かる写真や見積り、また、事故状況が分かる実況見分調書を提出しました。
車両の修理代が高ければ、事故態様が酷ければ、後遺障害等級が認定されるというわけではありませんが、被害者が事故時に受けた衝撃の大きさを推察する資料にはなると思います。
本件に限らず、色々な資料を精査し、被害者に有利な証拠を積み上げて手続をすすめています。
相談頂いた際の見立てどおりの解決ができ、被害者の方にもご満足いただけました。
最終更新日:2019年3月25日
※個人の特定を防ぐため具体的な金額は1万円単位あるいは10万円単位にさせていただいています。