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約2か月半の交渉の結果、保険会社の最終提示額の約2倍の賠償金を得た事案

約2か月半の交渉の結果、保険会社の最終提示額の約2倍の賠償金を得た事案

事故時診断:肩関節
後遺障害:10級

保険会社の最終提示額 増額 解決額
傷害慰謝料 約180万円 約12%UP 約200万円
逸失利益 約380万円 約69%UP 約640万円
後遺障害慰謝料 約300万円 約67%UP 約500万円
過失割合 20:70 15:85
総支払額 500万円 約100%UP 約1000万円

60代の兼業主婦が、自動二輪車にて片側1車線の道路を直進中、路外から同道路に進行した四輪車と衝突し、右肩鍵盤断裂等の怪我を負い、同部位に後遺障害が残存しました。保険会社から示談金の提示があった後にご相談をいただき、交渉を行いました。

弁護士からのコメント

1.
逸失利益・遺障害慰謝料については、被害者が単身の子のために家事をしていることを立証し、該当年齢の女性平均賃金を基礎収入として認定され、また、後遺障害のためにパートを辞めざるを得なかったことや実際の家事に具体的な支障が生じていること等を立証したところ、最終提示額の約1.64の金額が認定されました。

2.
過失割合については、刑事記録を精査し、修正要素について主張立証を行い、5%有利に修正することができました。本件では、内払金が1000万円を超えていたため、たとえ5%であっても最終支払額に影響するため、非常に満足いただきました。

3.
本件は、ご相談いただいてから、約2か月半で、交渉にて解決できましたので、比較的、早期の解決であり、また、10級の案件における、逸失利益、慰謝料ともに裁判手続きを経た場合に近い金額で解決できたことから、依頼者の時間的、経済的なメリットは大きかったといえます。